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空想読書会

井上荒野

つやのよる

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つやのよる 井上 荒野 (著)

単行本: 249ページ
出版社: 新潮社
発売日: 2010/04

この本に出会える読書会のテーマ:愛

 

テーマを「愛」と設定したけれど、ほんわかした幸せな愛ではない。

この小説では、人と人の間でいろんなことが起こって、いろんな人がいろんなことを感じて、いろんなストーリ―ができる。それぞれに時間が過ぎていく。憎んだり、さげすんだり、悲しんだり、そういう”陰”な気持ちが、”陽”な気持ちよりもたくさん出てくる。

その人達をつないでいるものは限りなく陰に近い。私の設定する「愛」の意味は、ものすごく陽に寄っている。でも名づけるなら愛としか呼べないなあ、という感想を持った。だから、愛の意味は人によって、明るくも暗くもなるのだ。

 

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